動画編集用パソコンを選ぶときMacとWindowsどちらが良いか、悩む方も多いのではないでしょうか。
有名なYouTuberがMacで動画編集しているからMacが良いのでは?と思ってしまうかもしれませんが、結論から言うと、動画編集にはWindowsの方がオススメです。
そこで今回は、私が動画編集用パソコンにWindowsをおすすめする理由を解説したいと思います。これから動画編集用パソコンの購入を検討されている方は、ぜひ参考にして下さい。
動画編集用パソコンはWindowsがオススメな理由
コスパが良い
同じ価格帯のMacとWindowsパソコンを比べると、Windowsの方がCPUやメモリ、ストレージなどのスペックが優れています。動画編集は高スペックなパソコンが必要なので、これは大きなメリットです。
OSのバージョンアップ頻度が低い
MacはOSのバージョンアップが早いため、古いMacだと最新の動画編集ソフトに対応できない場合があります。一方、Windowsはバージョンアップの頻度が低いため、長く使い続けることができます。
実はDaVinci Resolveの新バージョンは最新のOSに最適化されているため、古いOSのMacでは、DaVinci Resolveの最新バージョンを利用できなくなる可能性があります。
DaVinci Resolveを使用されている方はとくに注意が必要です。
MacとWindowsパソコンの価格比較
DaVinci Resolveを使用したカラーグレーディング作業を快適に行う目的でパソコンを選んだ場合の、MacとWindowsの価格を比較してみました。
同じ性能のMacとWindowsパソコンを比べると、Windowsの方が17万円程安いです。
Windowsの方が安く高性能な上、4~5年後もDaVinci Resolveを最新版にアップデートして使用できることが出来ます。
Windows GALLERIA XA7C-R47T(ドスパラ) | Mac Mac Studio | |
---|---|---|
CPU | Core i7-14700KF | Apple M2 Ultraチップ |
グラフィックス | GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB | |
メモリ | 64GB | 64GB |
ストレージ | 1TB SSD(NVMe Gen4) | 1TB SSD |
拡張性 | ||
価格 | 422,780円 | 598,800円 |
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Windows版DaVinci Resolveの問題点「ProRes書出しができない」の対処法
Windows版のDaVinci Resolveは「ProRes書出しができない」という問題がありますが、実は対処法があります。EDIUSという動画編集ソフトを使えば、WindowsでもProRes書出しをする事ができます。
EDIUSは、ProResコーデックを含む豊富なコーデックに対応しており、高画質な動画編集が可能です。DaVinci Resolveで書出した映像をEDIUSに乗せ、再度ProResで書出せば問題ありません。
多少手間がかかるように感じるかもしれませんが、EDIUSの書出し速度は他ソフトと比較にならないくらい爆速なので、気にならないと思います。
また、WebCMなどの納品でMP42というフォーマットを指定された場合、DaVinci ResolveではMP42を書き出す事はできませんが、EDIUSでは可能なので、そういった点でもEDIUSを導入するメリットは十分あります。
MacのハードディスクをWindowsで使う方法
Macで使用していたハードディスクをWindowsで使う場合は、「MacDrive」というソフトを使用することができます。
MacDrive を Windows PC にインストールすると、Windows PC が「Mac 対応」になり、Mac でフォーマットされたドライブに簡単にアクセスできるようになります。
まとめ
以上、動画編集用パソコンにはWindowsの方がMacよりもおすすめな理由を解説しました。
Windowsの方が費用を抑えながら、高性能なパソコンを手に入れることができます。
ProRes書出しの問題点もありますが、EDIUSを使えば解決できますし、Macのハードディスクも、MacDriveを使えばWindowsで利用できます。
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