本日、渋谷にて当方が主催している「映像編集オンラインサロン」のオフ会があり、参加されたメンバーと以下の話題で盛り上がりました。
オフ会で話題になった内容
- ステレオマイクとモノラルマイク、野外ではステレオがいいの?
- 編集ができるとドローン撮影も上達する?
- 編集作業に対するよくある誤解
- 商品やサービスを売るための動画作り
- プロが使う三脚
- 代理店が入ると低予算であることをクライアントは知らない
- それが原因で起こる問題
- 今後の映像業界の仕事はどうなるの?
- サウンドライブラリーの素材がしっくりこない、そんな時どうする?
- クライアントの無茶ぶりな要望にどう答える?
- よく見かける照明の失敗例
いろんな話題が出ましたが、今回はその中の「音声」について解説したいと思います。
渡辺
映像の仕事に就く前はバンドのレコーディングを担当していた経験もある僕が解説します!
目次
音声収録の悩み
音声収録はビデオグラファーの方の多くが悩むことでもあり、過去に失敗された経験をお持ちの方も多いかと思います。
今回のオフ会でも話題に出たように、音声に関するご質問は日頃から良くいただきます。
音声収録のトラブルの主な原因は単純で、映像作品を作る人は映像(見えるもの)を先に勉強し、音声の勉強をしていない、もしくは失敗してから勉強を始めるからです。
また同時に、「何をどこで勉強したら良いのかわからない」という悩みを抱えていると思います。
そこで、今からでもすぐできる「音声収録の失敗を防ぐ方法」について解説しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
音声収録のよくある失敗例
音声収録のよくある失敗例を挙げてみました。
このように、挙げ始めたらキリがないほど、失敗例は沢山あるのではないでしょうか。
音声収録のよくある失敗例
- カメラの内臓マイクで収録した為、ノイズも多く、声が遠くなってしまった
- ピンマイクを使用したが、絹ズレの音が入ってしまっている
- 音が割れている
- 単一指向性の高性能マイクを使用したが、想像通りの音になっていない
- マイクの選定を間違えてしまった
- 著作権に引っかかる音楽等が背景で流れている
音声収録の失敗を防ぐ方法
では上記のような失敗をしないためには、音声収録する際に何を考えるべきか。
以下の事を試してみるだけで、音声収録の失敗を防げると思いますので、ぜひ実践していただけたらと思います。
STEP
収録する場所(室内or室外)を確認
- 室内だとしたら反響があるのかないのか確認
- 反響があるとしたら編集で消せる程度の反響音なのか考える
STEP
収録するのは何なのか
- 環境音のみ
- インタビュー
- 対談 …など
STEP
理想の音のイメージを明確にし、収録機材を選定する
- ガンマイク
- ピンマイク
- バウンダリーマイク
STEP
マイクを選んだら、そのマイクの指向性と使い方の確認をする
STEP
収録方法が確定したら、同じような環境でテストする
お知らせ
今回のオフ会の様子は撮影しておりますので「映像編集オンラインサロン(会員制facebook)」にアップします。
その他にも多数の映像コンテンツがアップされていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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