「35歳から動画編集を始めても、もう遅いんじゃないか…?」
そう思っているあなたも、まだ諦める必要はありません。
この記事では、35歳から動画編集を始め、プロの動画編集者である筆者が、経験にもとづいた考え方を紹介します。
35歳から動画編集者として生き残る、たった1つの考え方
結論から言うと、35歳から動画編集者として生き残る、ただ1つの考え方は「やらないことを決める」ことです。
どういうこと?と思った方もいると思うので、順を追って説明します。
35歳から動画編集を始めたMETALZOMBIの事例
僕は35歳から動画編集を始めた、いわゆる「遅咲きの動画編集者」です。
「遅く始めたから、人一倍努力しないといけない」
そう考えた僕は、映像制作会社の同僚が使っていた「アフターエフェクト」を習得しようと考えました。
しかし、すでに映画などで活躍していた監督に
「アフターエフェクトは、やらない方がいい」
とアドバイスをされました。
理由は、
- アフターエフェクトが得意な人はレベルが非常に高い
- 中途半端にやっても、彼らには勝てない
- 必要な部分は外注すれば良い
とのことでした。
この言葉を信じ、僕はアフターエフェクトを「やらないこと」に決めました。
やることを絞ることで、プロとして生き残る
動画編集の仕事は、多岐にわたります。
- YouTubeの動画編集
- バラエティ番組の編集
- コンサートの編集
- ドラマや映画の編集
- CMの編集
- 企業PR動画の編集
など、ジャンルによって求められるスキルも大きく変わってきます。
また、編集の他にも
- 音の調整
- 色の調整
- テロップの作成
- アフターエフェクトでの編集
など、覚えることは山ほどあります。
それらを全てやろうとすると、時間がいくらあっても足りません。
しかし、35歳から動画編集を始めた僕は「編集、音の調整、色の調整」に集中し、それ以外を「やらないこと」に決めました。
テロップやアフターエフェクトでの編集などは、外注することによってクオリティの高い作品を納品できるようにしました。
そうすることで、僕は第一線で活躍できるだけのスキルを身につけ、現在もプロの動画編集者として仕事を続けているのです。
35歳から動画編集を始めるなら、やらないことを決めよう
もしあなたが35歳から動画編集を始めるなら、僕のように「やらないこと」を決めるのがおすすめです。
理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 35歳から全てのスキルを習得するのは難しい
- スキルを絞ることで、効率良く学習できる
- 自分の得意な分野を伸ばせる
動画編集の仕事はたくさんありますが、全てをやる必要はありません。
まずは、自分の得意なこと、必要なことを3つほど選び、それ以外のことは思い切って「やらないこと」に決めてみてはいかがでしょうか。
動画編集者として重要なこと
YouTubeなどの動画では、テロップの重要性がよく語られます。
しかし、僕は「テロップよりも色の調整の方が重要だ」と思います。
テロップの誤字脱字は修正すれば済みますが、色の調整は専門的な知識と技術が必要です。
クライアントも色の調整にはシビアになっているため、おろそかにできません。
もちろんテロップも重要な仕事ではありますが、それ以上に色の調整もできるようにしましょう。
まとめ:35歳からの動画編集、最短ルートは「やらないこと」を決めること?【経験者が語る】
この記事では、35歳から動画編集を始めたMETALZOMBI(渡辺)の経験にもとづいた考え方を紹介しました。
35歳から動画編集を始めるなら、全てを完璧にこなそうとするのではなく、「やらないこと」を決めることが大切です。
ぜひこの記事を参考に、動画編集者への一歩を踏み出してください。
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