DaVinci Resolveについて、以下のご質問をいただきました。
質問「EDIUSとDaVinci Resolveの使い分けについて」
DaVinci Resolveという編集ソフトですが、最近よく耳にします。
何故EDIUSでカラーグレーディング出来るのに、DaVinci Resolveを使うのでしょうか?
EDIUSで編集し書き出した素材をDaVinci Resolveでカットし個々にカラーグレーディングするのか?
編集案件によってEDIUSとDaVinci Resolveを使い分けるのか?
渡辺さんがオススメしていたカラコレの本を買って勉強しています。 いつも理想のカラーグレーディングが出来ず、悔しい思いをしています。 DaVinci ResolveとEDIUS両方使う意味、解説や流れなどご指導下さい。
またEDIUSで使えるカラーグレーディングを販売してるオススメサイトなどはありますか? 。
回答
動画では実演を交えて詳細に回答しています。
以下は回答の概要になります。
EDIUSでカラーグレーディング出来るのになぜDaVinci Resolveを使うのか?
EDIUSに限らず、PremiereProやFinal CutなどとDaVinci Resolveを組み合わせて使っている方もいて、DaVinci Resolveと他のソフトを組み合わせて使う理由というのは人それぞれ違うと思います。
ですので、僕がどんな理由で使っているのかという事でいうと、以下になります。
詳しい説明は動画の方でしています。
- フェイス修正ができる(EDIUSにはない)
- HUE vs SAT(EDIUSでも出来るがDaVinci Resolveの方が作業が早くできる)
- コントローラーが使える(EDIUSにはない)
- クリップ数が多い映画などの場合、DaVinci Resolveの方が工程が少ないので作業が早くできる
- DaVinci Resolveの場合…クリップ選択→操作
- EDIUSの場合…クリップ選択→エフェクト乗せる→立上げ→操作
- コントローラがあるので腱鞘炎になりにくい
- カラーブーストがある
- LOG切り替えが簡単にできる
- RGB、LEVELの個別リセットができる(コントローラー使用時)
- トラッキングの精度が高い
EDIUSで編集し書き出した素材をDaVinci Resolveでカットして個々にカラグレするのか?
DaVinci Resolveで個別にカットするという事はありません。
EDIUSからAAFで出力し、DaVinci Resolveで読み込むと、EDIUSで編集(カット)した状態が反映されているので、その状態でDaVinci Resolveで作業します。
EDIUSで一本化して書き出す事もありますが、HUE vs SATなど全体にかけたい場合のみ一本化して書き出して、DaVinci Resolveで作業する感じです。
案件によってEDIUSとDaVinci Resolveを使い分けるのか?
EDIUSでできない事、手間のかかる事、処理速度で問題あるものについてDaVinci Resolveを使用しています。
DaVinci ResolveとEDIUS、両方使う意味は?
クライアントによって変える場合もあります。
動画でエピソードを紹介しています。
EDIUSで使えるカラグレを販売しているおすすめサイトなどはありますか?
僕はフラッシュバックジャパンを利用する事が多いです。
まとめ
以上、DaVinci ResolveとEDIUSの使い分けについてお話しました。
その他、EDIUSの情報を以下でまとめていますので、そちらも参考にしていただけたらと思います。
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